足の整体から見える院長の対応力の源流（指圧治療院WillRich） | 世田谷の指圧治療院 Will Richは全身対応

「踵は当分曲がったままの方が都合が良い」
というリクエストに応えて足の形を敢えて動かさないという機会をもらい、私の常識はもう家出したまま帰ってきません。

でも、思い返してみるとこの人たちがいたから、今の自分があるんだなという実感をつい先日してきました。

それが中学時代の先輩とお会いしたことです。

昔話に花を咲かせつつ、今を交えて話が弾み実りある時間になりました。
先輩方、大王様、その節はありがとうございました。

その中で先輩に
「元々こだわりの強い加藤がマッサージ師になると聞いて、なるほど！とすごく府に落ちた」と言われて

あの当時でそこまで観察されていたことに脱帽しました。

当時の私は、先輩方を慕ってはいましたが、今思うと試すような事をしていたと思います。

うーん、めんどくさいヤツ。
その節は大変ご迷惑をおかけしました。

ですがそれを時に許して、必要なら諌めるという一学年年上だけではまかり通らない離れ業で対応してもらえました。

そういった先輩方が良すぎて個性が伸びました、ありがとうございます。

現在お一人は教師をされているそうで、教わっている児童は羨ましい限りです。

ただ、残念ながら美談では終わらないんですよねー。

そのお陰でその後「ここまで良いんだ」の範囲がガバッてた事が発覚し、

組織の中で上手く生きられない人間になりました、オワタ。

逆恨みのような書き方になってしまいましたが、だからこそ今の生き方があるし、

そういうお客さんが気兼ねなくやってこれるお店になるのかな、とやっぱり感謝ですね。

その薫陶を賜ったおかげが
「踵は当分曲がったままの方が都合が良い」という理解に苦しむお客さんの対応にも繋がるんです。

普通に考えて、
水平方向に進む(走る)より、垂直方向に進む(登る)ことを目指して足を変形させていくとか意味不明ですよ？

でもこちらで私はそんなお客さんの要望をよく聞かせてもらって、楽しく応援できております。

それにしても人類ってより疲れずより速く走れさえすれば良いワケではないって初めて知りました。