治療方針ノート　頸椎ヘルニアについて（指圧治療院Will Rich) | 世田谷の指圧治療院 Will Richは全身対応

日頃からウィルリッチのホームページをご覧いただきありがとうございます。

今回は頸椎ヘルニアのお客様がいらしてくださっているので、当院ではどのように考え、

治療方針をとっているのかをお伝えしたいと思います。

はじめに

当院での「治療」におけるゴール設定は症状が出ないようにすることがゴールに

なります。

これはレントゲンなど他覚的所見では症状が出ているように映っても、当人の自覚的な

部分では症状が出ないため日常生活に困らない、という状態を指します。

見立て

頸椎の負担が出ている所、肩の関節の状態、骨盤の状態をみる。

今回いらしているお客様の場合は座りっぱなしのため、骨盤を締める力が弱まり、

腰回りの力が散っており、内臓下垂も起こしている。

また、利き腕は右だが、左上肢にムクミとハリがあり、上腕骨の付け根がずれて、

鎖骨に影響が出ている。

鎖骨は胸鎖乳突筋など首を通る筋肉を作る構成要素にもなるので、その不調は首や

その上の頭にも影響する。（頭痛あり）

治療方針

上記から頭～（顎関節～）首をはじめ全身をほぐしてから骨盤と内臓の位置を整え、

上腕骨～鎖骨（背面では肩甲骨）のバランスを整え、最後に無理のない範囲で頸椎の

動きを確認していく。

足の裏　右４点、左５点

今回の治療結果

骨盤については股関節のつまりもあり、自身で骨盤を締めて角度を調整するのは困難。

だが、そこが整うと脊柱の湾曲が作りやすくなり鎖骨や肩甲骨の動きが改善し、結果、

頭部や首の状態にも余裕が出やすくなる。

ご自身でも首の動きの変化を実感して喜んで頂きました。

これは一例ですが、ウィルリッチではこのような施術をおこなっております。

もし、同じような症状でお悩みの方は遠慮なくご相談ください。

このページがきっかけで一人でもお困りの方のお力になれたら幸いです。