肩こりセルフケアについてのタブー(言ってはいけないこと)
巷でなぜ未だに肩こりのケアのやり方がとりあげられるのか
肩コリの構成要素を洗い出してみると、分類ができない!
ひとりひとり違うというのは当ホームページの中で
よく使わせて頂いている言葉で、至る所で散見するかと思います。
なぜ異なるのか、この疑問に対して今までは「だってそうだから」の一言で片づけていました。
しかし今回、大まかなパターンで分類できないか、私なりに真面目に考えてみました。
そこで不調の部位で分類してみました。
これならば受け手にとっても、治療師にとっても、情報共有しやすいためです。
肩の上の方が凝っているなら、一般に肩甲拳筋が影響でやすいです。
左右の肩甲骨の間でしたら、菱形筋が影響でやすいです。
では、そこを動かしたりストレッチで伸ばせば良くなるか?
答えは全く効果が無いわけではないが、実感できるほどに改善は見込みにくい。というのが正直なところです。
たしかに、ちょっと肩が凝ったくらいで調べた人には一定の効果が見込めます。
が、肩が凝りすぎて頭痛の人が何とかしないと辛過ぎるという状態で行ったのでは、難しいとしか言えません。
そして、大概後者のようなコンディションになってから慌てて探す人が多いでしょう。(何を隠そう、私もそうです。)
そのような状態のとき、私達の身体は本当に上記の「肩甲拳筋」と「菱形筋」だけのケアで改善が見込まれるでしょうか。
残念ながら答えはNoです。
スマートフォンを長時間使用して(頭を前に倒し気味なら首の筋肉が固くなって)いませんか?
猫背に(なると肩甲骨は背骨から外に離れていきますが、長時間その状態になり、脇腹辺りの動きは)固まってしまっていませんか?
( )は私の考えるその人の身体の見立ての可能性です。
同様にしていくと
車の運転はしますか?運動はしますか?
リュックを使いますか?鞄でしたら普段どちらで掛けますか?
どんな動きの仕事をしますか?ハイヒールを使用されますか?
食事の時間は十分に確保されていますか?飲酒は?
睡眠時間はどれくらいですか?
気象病や過去の怪我で庇いがちなところはありますか?
まだまだありますが、こういった要素を強弱組み合わせて一人の人間の特徴を形作ります。
そして、このブレンド比率がひとりひとり違うのです。
もっとも、その構成要素が多いとその人に適した施術になる一方で、
少なくすれば万人受けするようになるとは思います。
ですが、困っている人にこそ届けたいと私は思うので結局出来ずじまいでした。
そう考えると、肩コリなどのケア本を出していらっしゃる方は
構成要素を絶妙のバランスで整えて出していらっしゃるのかなと思えてきて脱帽です。
私はこれからも、ひとりひとりから構成要素を丁寧に聞き取り、その人に一番適した施術を提供していくことを突き詰めていきます。
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